CASE STUDY

〜よくある事例〜

設備延命×LOVEOX

~設備管理の心強いパートナー~

近年、メーカー保守切れの設備が増えてきた。予算の関係もあるため設備を延命化したいと思っているが、メーカーに相談しても保守切れのため対応してもらえず設備更新を勧められ、設備延命には至らなかった。
そこで、以前基板修理を依頼したラヴォックスへ電話で相談してみた。

その日のうちに現場に来て、制御盤を確認してもらった。翌日には、過去に実施した修理のデータベースを基に、故障・劣化のしやすさに応じて部品を3つのランクに分け、予算に応じたリフレッシュを選択できる非常にわかりやすい提案があった。
また、使用環境に合わせた基板コーティングや、制御盤や電子基板の温度上昇を抑えられる「盤盤冷ま~す君」の提案もあり、こちらもお願いすることにした。
現場の環境やその基板に合わせた提案のおかげで、現在もトラブルを起こすことなく順調に稼働できている。

ハイブリッドIC修理×LOVEOX

~豊富な技術力でハイブリッドIC製品でも修理可能~

ハイブリッドICは、部品の型番が無い且つモールドに隠れて回路も部品も見えない為、壊れた部品の代替品を選定することが厳しくて修理を断念することが多い。
その為、ハイブリッドICが故障原因の場合は、設備ごと買い替えざるを得ない状況となるが十分な予算が無くて路頭に迷い困っている。

ラヴォックスでは、修理困難なハイブリッドICでも技術を駆使して修理可能とした。X線で撮影した内部写真からパターンと部品を確認しながらモールドを剥がし、豊富な回路設計経験を基に部品を選定・交換した結果、修理に成功!
新しい設備に買い替えることなく、費用を抑えることができた。

定期部品交換×LOVEOX

~装置の定期メンテナンス~

以前ラヴォックスに修理してもらった装置と同機種のものが故障したのでこちらも修理を依頼し完了したが、他にも同機種の別品がある。
これ以上、装置の故障で工場の稼働を止めたくないので未然に防ぐ方法はないか相談してみた。

1台目と2台目の故障内容が同じであった事より、事前メンテナンスとして同種類の部品を交換し装置の故障を防止させる予防保全を提案された。
実際に依頼をすると、まず部品の動作チェックで劣化状況を確認し、取り替えが必要な部品を見定め、対象の部品を新品のものへ交換する説明を受けた。部品の交換後に再度動作チェックを実施してもらい、問題ないことを確認。
その後ラヴォックスから保全計画の提案をもらい定期的なメンテナンスを行うことで、装置の故障や不具合を防止し安心して装置を使用し続けることができている。

基板改造×LOVEOX

~基板改造を行い代替部品で対応~

使用している設備が故障したため修理を考えていたが、設備が古く、使用されている部品も古いモデルのため、市場に出回っていなくて修理ができずに困っていた。
設備更新をする予算を確保することができないので何とか修理をしたいと思った矢先に、展示会でラヴォックスの展示内容を拝見し、相談を持ちかけてみた。

基板の改造を行い、代替部品を実装することで使用可能な状態に復旧させる提案をもらった。
実際に依頼をしたところ、仕様の近い部品の調達・部品の実装方法の変更・基板の作成等あらゆる手段を駆使し、古い設備を修理してもらったおかげで既存設備の継続的な使用が可能になったので、新しい設備を購入せずに工場の稼働が実現できている。

耐久性アップ×LOVEOX

~電子部品のアップグレード~

新品の電子機器を購入してから数年程度で壊れてしまうケースが相次いでいた。
故障の度にメーカーへ修理を依頼していたが、設備の数も多いため修理費用もかさみ頭を悩ませていた。
メーカーに修理を依頼しても一定年数で生じる故障を改善することはできないので何かできることはないか考えたい。

ラヴォックスに相談したところ、部品の性能をアップグレードすることで、既存機器の耐久性を高めることができるのではないかと提案を受けた。
使用している機器の部品を調査してもらい、より耐久性の高い部品に交換してもらった。
部品を高性能なものに置き換えることで故障頻度が格段に減り、設備の修理にかける費用も抑えることができた。

故障防止×LOVEOX

~休み明けに起こる機械故障を防止~

長期休暇が明けた後、設備の電源を再投入すると、故障が発生するケースが多く困っていた。そこで、何か改善できる方法がないかとラヴォックスに相談してみた。

電源立ち上げ時の突入電流を制御する事で、故障を未然に防ぐ「まも~る君」の使用を提案された。
長期休暇明けの電源再投入では、過大な突入電流が発生する事が原因で設備の故障が発生する可能性が高く「まも~る君」を取り付けることで、この突入電流を制御する事ができるという提案内容であった。
提案通り「まも~る君」を導入すると、休み明けの困りごとであった突発的な故障が大幅に減少し、設備の稼働安定化を実現することができた。

海外調達×LOVEOX

~予備の機械を確保し安定した操業へ~

既設設備の老朽化が進み、たびたび動作が不安定になっているにもかかわらず、予備の設備がなくメンテナンスを行えない状況。
以前から同一機種の設備を探していたが見つけることができず、メーカーからは新しい設備への更新を迫られるばかりであったが、すぐには予算の確保もできないのでどうしようかと路頭に迷っていた。

ラヴォックスに相談したところ、独自の調達ルートによって海外の市場から同一機種の設備を入手し、費用を大幅に抑えた上で予備の設備を確保することができた。
取り付けてみると問題なく動作したので、故障する前に既設設備のメンテナンスを行うことができ、安定して稼働することが可能になった。

半導体不足×LOVEOX

~新設品の入荷未定を基板修理で解決~

今まではメーカーの保守期間が終了したら更新する習慣だったが、昨今の半導体供給不足の影響で新規で購入した製品の納期が未定、もしくは納品が数年先となってしまった。

いつ入荷できるかわからない状況の中で、予備品として動くものを常に持っておきたいため、故障品の修理をラヴォックスへ依頼。
また、不具合製品に対して消耗部品のオーバーホールを行うことで、故障品の修理と同時に既存設備の延命化を図ることに成功した。

出張対応×LOVEOX

~現地出張による修理対応~

長年使用している装置が急に停止した。メーカーのサービスセンターへ問い合わせたところ、基板が故障しているという回答を得たが、既に保証期限切れのため修理および部品交換は不可能とのこと。自身は基板や電気には不得手であり、何をどうしたら良いかわからない。

ラヴォックスへ問い合わせたところ、営業担当者が直ぐに現場に駆けつけてくれ、無料で診断の上お見積りいただいた。早速修理を依頼すると、エンジニアが派遣され故障箇所を特定、交換部品の手配・基板の修理が完了し無事装置が復旧した。出張対応により初期調査から修理まで現地で実施して頂いた事で、迅速かつ円滑に問題解決を行う事ができた。

信頼性試験×LOVEOX

~新規導入品の選定に信頼性試験を活用~

工場内に新たに監視装置を導入することになった。 数社で製造販売されている同機能製品の中から、実使用環境に合った機器を選定したい。

複数メーカーの同等製品の信頼性試験を実施した。
お客様の現場で使用される環境や条件をもとに、想定される過酷環境を考慮した耐環境試験(埃や水に対する保護等級試験)や、意図的に加速劣化を促して製品寿命を検証する加速試験を実施した。 優位性が確認され、製品選定の一助となった

劣化診断×LOVEOX

~部品から基板までの劣化診断を行い、予防保全へ~

設備導入後10年が経過し、メーカーサポートも終了。 今のところ大きな問題は起きていないが、もう暫く同設備を使用する必要がある。そこで、LOVEOXに劣化診断を依頼し、診断に基づく予防保全の提案を受ける事とした。

診断の結果は、多くの電解コンデンサの特性劣化が進行している事が判明。 他半導体部品については、電気的特性を計測しても異常値までは至っていないが、基板としては確実に経年による劣化が進んでいる状態であった。 予防処置として、電解コンデンサのみならず、今後劣化進行が懸念される他の電子部品についても一新する事を提案。提案に基づいた予防保全作業を行う事となった。

基板複製×LOVEOX

~非破壊的手法で対応可能な多層基板の複製~

20年以上使用した設備の予備基板が残り1枚となった。メーカーサポートは既に終了している上、多層基板である。 多層基板の複製には導体パターンの掌握が不可欠であり、そのためには各層を剥離する必要があるが、貴重な基板を複製のために無駄にしたくない。

弊社が所有する非破壊によるネットリスト作成装置を使用することにより、非破壊で多層基板のネットリスト生成に成功。部品リストに加えガーバデータを取得することが可能となった結果、予備基板を消耗することなく基板の複製を行うことができた。

グローバル修理×LOVEOX

~海外にある日本法人工場の修理品対応~

日本法人の中国工場で使用していた機械設備が故障し、中国でも日本国内と同じ修理サービスが受けられるかお問い合わせを受け、LOVEOX上海支社で対応。

LOVEOX上海支社では日本語だけでなく、中国語での受付サービスがある為、故障症状・使用環境などを細かくヒアリングする事ができた。日本国内と同じ期間で修理対応を実施し、最短での設備復旧を実現した。

故障原因解析×LOVEOX

~故障原因を知り適切な予防対策を~

装置導入してから早い時期で故障発生しやすいと相談され、故障原因解析を行ったところ、基板パターンなどの腐食が散見され、パターン断線による不具合発生である事が判った。

基板パターンの腐食の原因を調査していくと、工場近くに温泉施設があり、そこから硫化物を含んだ空気が流れ込んで、基板の腐食を引き起こしていると推定。発生原因に応じた対策として、装置の外気との遮断、基板のコーティングを提案。対策実施して頂いたところ故障率低下に繋がった。

メーカー保守切れ×LOVEOX

~メーカー保守切れ品に対する基板修理~

20年使用している設備でのトラブルが発生。基板故障が原因で稼働しない事が判明したが、メーカーとの保守契約が切れている状態のため、新規設備の提案ばかりで修理対応をしてもらえない。

基板修理専門会社であるラヴォックスに修理依頼し、基板修理して頂いたところ、無事に設備稼働する事ができた。新規設備の更新を行う事なく、現在では安定的な製造が可能となっている。

焼損修理×LOVEOX

~メーカーお手上げ焼損基板修理~

ボン!!突然設備から煙が噴き出し、工場の中は何かが焼けたような焦げ臭いニオイで充満した。設備の中を見てみると基板が真っ黒に焼損していた。設備メーカーに問合せしたが、当該基板は製造していないとの一点張りであった。

基板原形を留めていない修理は困難であるが、同じ基板を修理した事例が複数件あり、焼損した回路・部品の特定が可能となり無事に基板修理する事が出来た。

海外製品修理×LOVEOX

~長納期海外メーカー修理を国内で短納期基板修理~

数年前から徐々に起動時のエラーが出るようになり、ここ最近では頻繁に設備が立ち上がらないという事象が発生していた。このままでは来月からの繁忙期に生産ロスを起こす可能性が高い状況。設備メーカーに問い合わせを行ったが海外メーカーであるため、修理納期に6カ月を要するとの回答であった。

急ぎの修理が必要であったため、ラヴォックス技術者を現地派遣し、不良に至っている基板3枚を持ち帰り、修理を行なった。海外メーカーの基板であっても、電子部品を国内製に代替して基板修理を実施、繁忙期までの設備回復を実現し、無事に安定的な生産が可能となった。

ディスコン部品×LOVEOX

~部品調達困難品に対する基板修理~

使用しているサーボドライバの調子が悪く、動かないなどの事象が度々発生していた。
生産工程も落ち着き、メーカーにメンテナンスを依頼するも対象基板の部品が製造中止となっており、修理対応が出来ないとの事であった。サーボドライバの修理が出来ないとなると付属するサーボモータや配線など周辺機器の交換工事まで必要になってしまう。

ラヴォックスが誇るグローバルな電子部品ネットワークを駆使し、製造中止部品を入手する事ができた。サーボドライバの修理が完了し、安定的な稼働状態を作る事が可能となった。

独自技術で開発×LOVEOX

~基板修理後の納入前テスト治具製作~

頻繁に故障する汎用インバータを修理したいが、生産工程の都合上修理後のテストが中々出来ない。テスト機もないのでいきなりの実機検査は避けたい。

独自の技術でインバータテストプログラムを作成、基板修理後のテスト環境を整備する事が可能となった。国内大手メーカーをはじめ、0.75~100kwを超える大型インバータまでの修理を実現。
電圧/電流/回転検査、パラメータの再インストールまでお客様のご要望に応じたサービスを提供する事に成功。

最短修理×LOVEOX

~製造ラインSTOP!大至急基板修理~

朝一番、設備に電源投入するも電源が入らず、設備が動かない事象が発生。電源部を覗いてみると電解コンデンサが破裂していた。

故障原因が明確であったため、対象電解コンデンサを片手にラヴォックス技術者が現地へ出張修理対応を行った。電解コンデンサ交換だけでなく、周辺回路のパターンも腐食していたため、基板自体の修復も実施。午前中には設備が復旧し、午後からは通常通りの生産が可能となった。

製造中止×LOVEOX

~予備基板枯渇!基板再製作で設備の延命化~

基板が壊れたら購入を繰り返していた基板もついにLAST BUYの連絡がメーカーから来た。買えるだけ買った基板も残りあとわずか。

壊れた基板を修理し、予備品に回す事で最低限の予備基板を確保する事ができた。但し、元々の数量が少ないので、リバースエンジニアリング技術で“新たに予備基板”を作る事に成功。設備更新する必要が無くなり、最低限のコストで設備の延命化が可能となった。

熱対策×LOVEOX

~夏場に故障が頻発、基板の“暑さ対策”~

ある特定の基板が夏場に限り故障する。修理だけでなく故障原因解析や対策立案を求めプロの修理業者であるラヴォックスへ依頼する事となった。

使用場所・環境の問題も重なり、特定の電子部品が異常発熱を起こす事で設備が停止するという現象であった。信越化学工業(株)との共同開発品である熱放射シリコンシートを活用し、電子部品の発熱を抑え、設備暴走を防ぐ事に成功した。